鞍掛
骨董と山野草の店「二十日(はつか)」さんと共同製作したスツール。
鞍掛とは、京都の町家で昔から使われてきた道具の呼び名です。腰掛けとしての役割の他に、踏み台として使ったり、台所仕事のサイドデスク的な存在を担ったり、暮らしに常に寄り添ってきました。
四方転びという伝統工法で組まれた座と脚は強度に優れ、ガタついた土間のような場所でも安定して使うことができます。家の竣工祝いとして大工さんの弟子が、余った材料で練習を兼ねて記念に作ってくれたと言います。
いつしか、生活様式の変化に伴い鞍掛を見かけることは少なくなってきました。このまま鞍掛という文化がなくなってしまうことは寂しい、と二十日さんから相談を受け、90年を超える鞍掛を、京都産のヒノキを使って復刻することになりました。
脚立、スツール、飾り台として 。人の傍に寄り添い、助けてくれる伝統的な木の道具です。
[サイズ] 幅30cm×奥行16cm×高さ44cm 重さ1.6kg [材 料] ヒノキ(京都産) [仕上げ] 無塗装
●こちらの商品は受注製作となるため、お届けまで1~3ヶ月程度かかります。工房の稼働状況によって変わってくるため、詳しい納期については一度お問合せいただけますよう、よろしくお願いいたします。
●無垢の木材を使って製作しているため、製品によって座面の木目や木肌の色合いに若干の違いがございます。
※送料について
120サイズ料金です。各地域により異なりますので
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