コラム
柾目(いため)と板目(まさめ)
木製の家具にはそれぞれ「木目」という表情があります。
見る人にあたたかみや安らぎを感じさせてくれ
樹種や切り口によって様々な木目が存在し、それぞれに個性があるのが特徴です。
木目と聞いてイメージされるのはこんなものかもしれません。
このような木目もあるのをご存じですか?
同じ木でも、切り出される場所が違うだけで印象が変わってきます。
線がまっすぐ並んでいるのを柾目(まさめ)と呼び、
逆に、ランダムで規則性がない木目を板目(いため)と呼びます。
木の中心部分を切り出した際に見られる柾目は、年輪が平行でまっすぐ。
シャープな印象があり、すっきりとしたデザインとよく合います。
木材として取れる量が限られる為、板目と比べてコストはかかるものの
反り、収縮といった狂いが少なく強度があります。
よく見る機会が多い板目は
柾目に比べて、木材として使用するには反りや狂いが起きやすくはありますが
規則性のない木目だからこそ、味があり、木の個性を楽しむことができます。
木の家具を選ぶ時には、ぜひこれらの木目にも注目してみてください。
ワシタカ工藝のショールームでは椅子や机などに実際に座ったり、
手触りを確認したりしながら家具をお選びいただけます。
好みの木目を見つけたら、こんな感じの木目の家具がいい!とリクエストいただければ
できる限りご要望にお応えさせていただきます。
ぜひ、ご家族そろって住まいのパートナーとなる家具を選びにお越しください。