家具について | 京都市で体になじむ木の家具を制作・販売しています。ショールームのご見学はお気軽に。

ネジやクギを使わない昔ながらの工法で製作

杉、ひのきは柔らかくネジが効きにくいため「ほぞ継ぎ」といって「ほぞ」と「ほぞ穴」(凸と凹)を作り接合しています。
その方が強固な接合となって長持ちするだけでなく、万が一壊れた場合でも修理が可能です。
また木材の反りやねじれを防ぐ役割も担っています。
接合の際に使用する接着剤はF☆☆☆☆(Fフォースター)を使用しています。
F☆☆☆☆とは建築基準法によりホルムアルデヒド放散値を等級化した規格で、放散量が一番少ないものを示します。
等級は4段階あり、F☆☆☆☆表示のものは使用量が制限されません。

オイルフィニッシュで仕上げています

植物油をベースにしたオイルを使った浸透性の塗装方法です。木の表面に塗膜を作らないため木の質感をそのまま楽しめます。
塗膜が無いため、水などを放置すると木が吸収してシミの原因となりますが、いつのまにか付いてしまったシミも使用しているうちに目立たなくなってゆき、それも風合いとなっていきます。あまり気にせずに無垢材の経年変化を味わってください。
以下、ワシタカ工藝で使用しているオイルをご紹介します。

オスモカラー:ドイツの老舗塗料メーカー、オスモ社の植物油と植物ワックスをベースにした自然塗料。シンナーなどの人体に有害な物質は一切含まれません。

キヌカ:主成分が国産米の米ぬかと植物油の純自然塗料です。人肌への安全性はパッチテスト済み。お子様や化学物質過敏症の方へも安心です。当工房では主に杉の塗装に使用しています。

製品の着色には柿渋をベースに天然の顔料や植物油などを混合して作られた「柿渋ペイント」という塗料を使用し、木目を活かす塗装をしています。

お取扱いについて

普段のお手入れ

木の家具のお手入れは、かたく絞った雑巾で水拭きする程度で大丈夫です。無垢の木は湿気の吸放出を繰り返す呼吸する素材です。
そのため気温や湿度の変化によって反りや割れ、変化が生じることがありますので以下の2点にご注意ください。

・暖房器具の温風が直接当たらないようにする
・直射日光を避ける

製作後一年程度は木がそのお宅の環境に馴染むまで不具合が生じることがありますので、その都度対応させていただきます。

経年変化を楽しみましょう

杉、ひのきは柔らかい素材のため、広葉樹の家具に比べて傷が付きやすいかもしれません。付いたばかりの傷は気になりますが、使っていくうちにだんだんと木肌に馴染んでいきます。
傷も「暮らしの印」として愛しく思っていただければ幸いです。
また、木肌の色も最初は色白だったものが、人との摩擦や自然な日焼けによって少しずつ濃く変化してきます。
それは無垢の木ならではの面白さだと思います。
購入したばかりの時より使い込む程に味わいが増してゆきます。木の家具は、人間と同じです!

アフターケアもお任せください

購入後に不具合を生じた場合はもちろん、傷や汚れがひどくなった際のクリーニングやサイズ変更の必要が生じたときなど、購入後何年経っても随時対応させていただきます。どうぞ安心して末永くお使いください。

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